施 設 慰霊塔、漁夫ブロンズ像 |
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平成23年 再整備完成後の写真 |
天皇皇后両陛下生花御下賜
本公苑建立経緯
昭和51年4月元皇族竹田恒徳殿下一行がガダルカナルを慰霊訪問した際、多年山野に放置されていた旧敵日本軍将兵の御霊を祀る塔が現地ソロモン諸島戦友会によって建立されているのを知り感激され、同会会長ウイリアム・ベネット氏を訪問、丁重に感謝の意を示めされた後戦後30年もはや敵味方なく前対戦の犠牲者全てを合肥する慰霊塔を建てその周辺を公苑とし、近く独立するソロモンを始め全太平洋の永遠の平和と繁栄を祈りたいとするため現地住民による戦時戦友会による米・英・豪・ニュージーランド及び日本に呼びかけ実現するとの合意が持たれた。ベネット氏によって現地政府の合意が得られた。
昭和52年10月新生ソロモン国初代総理に予定されていたピーター・ケニー・ローリア主席大臣一行が
来日された際、竹田名誉会長の案内で福田総理と懇談され、総理は全面的な賛意を表明された。
太平洋新時代の到来となることを祈り国民の浄財をもって建設されたものである。
現地協力者には政府以外にソロモン戦時戦友会、米国ガダルカナル作戦在郷軍人会、
王立英連邦在郷軍人会があった。
ガダルカナル島に散華した二万二千の英霊の他、ソロモン諸島全域に眠る数万英霊の数次遺骨収集にあたりその大半を焼骨した由緒ある地点での建設であり、当地で戦死された彫刻家・高橋英吉氏の遺作である漁夫の像を出生地であり当地の至宝と語る石巻市の寄贈によって設置し、周囲の石囲いはソロモン大洋社の尽力によってソロモン各島から収集したものである。