平成26年11月9日
追悼式・慰霊祭実施趣旨
平成26年11月9日、在サイパン島、
日本政府建立の「中部太平洋戦没者の碑」の前にて追悼式、慰霊祭を挙行した。
日本防衛確保のため昭和19年2月からマリアナ諸島の防衛を強化し、
陸海軍合計4万5千5百人の兵力が配備されたが、
昭和19年6月15日米軍が上陸し、同年7月7日の最後の攻撃をもって全滅した。
約2万名とされた在留邦人の多くが軍と運命を共にした。
諸霊に対し尊崇の念をもって慰霊の誠を奉じ、
今なお残留するご遺骨の所在調査を行います。
サイパン島 追悼式・慰霊祭
於日本政府建立「中部太平洋戦没者の碑」前
追悼式・慰霊祭当日国旗掲揚 |
内閣総理大臣 安倍晋三 供花 |
総務大臣 高市早苗 供花 |
衆議院議員 石原慎太郎 供花 |
阿含宗管長猊下 桐山靖雄 供花 |
公益財団法人太平洋戦争戦没者慰霊協会 供花 |
式典場の遠景 |
式辞 代表理事 秋上眞一 |
総理大臣挨拶 代読 菊池斎 領事 |
玉串奉奠 石原慎太郎 衆議院議員 |
玉串奉奠 阿含宗管長猊下 桐山靖雄 |
仕舞奉納 「清経」 仕舞 河本望 |
神事 靖国神社 禰宜 岡本 真久 |
権禰宜 田中 宏昭 主典 後藤 智司 |
本日、ここサイパン島で先の大戦により犠牲となられた
全ての方々の御霊に慰霊の誠を捧げられることに深い意義を覚えております。
テニアンにおいても多数の貴重な人々を失いました。
現在の日本が享受している平和と繁栄は、戦争行為によって失われた兵士達、
民間人多数の尊い犠牲によって培われたものです。
いかなる理由があろうとも戦争の惨禍を再び招くことなく、
サイパン島民とともに助け合い、両国国民の固い絆を結んで参る所存です。
サイパン島民と日本国民に祝福あれと願います。
2014年11月9日
内閣総理大臣 安倍 晋三
Today, we find it deeply meaningful to prey for the souls of those who sacrificed their lives here in Saipan during the last World War. We lost many precious lives in Tenian, as well. Japan acknowledges that the peace and prosperity that we all enjoy now were built on ultimate sacrifice of the soldiers and citizens due to act of war,
We must not repeat the raveges of war for any reason, and we will help each other with the people of Saipan to develop a strong relationship between the people of two countries.I wish the happiness of the people of Saipan and Japan.
November 9,2014
Prime Minister Shinzo Abe
I would like to extend appreciation from bottom my hart to all of you attended
to the Memorial service, today.
先の大戦に起因して散華されたすべての方々に慰霊の誠を捧げます。
69年に及ぶサイパン、日本両国民の弛まぬ努力によって
培われたパートナーシップの更なる醸成を願って式辞と致します。
平成26年11月9日
公益財団法人太平洋戦争戦没者慰霊協会
代表理事 秋上眞一